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フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)相場は?【結論:気にするな】

本記事の結論

  • 中間マージン(手数料)の相場は10~30%
  • 中間マージン(手数料)は一旦気にするな。複数比較して決めればOK。
  • 中間マージン(手数料)を払ってでもエージェント利用するのがおすすめ

本記事を書いている僕は、エンジニア歴10年以上の現役エンジニアです。

現在はフリーランスエンジニアとしてシステム開発をしています。

僭越ながらフリーランスの先輩として、フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)について徹底解説しましたのでよかったら最後までご覧ください。

中間マージン(手数料)は一旦無視して、複数のエージェントから自分に合うものを選べばOK!

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フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)相場はどのくらい?

フリーランスエージェントの中間マージンがぼったくられないか不安

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)の相場はどのくらいなのでしょうか。

また、その仕組みや中間マージン(手数料)に関する個人的な意見について解説していきます。

中間マージン(手数料)の相場は10~30%

フリーランスエージェント経由で案件獲得すると必ず発生するのが中間マージン(手数料)。

その相場は、一般的に10~30%程度と言われています。

ただしフリーランスエージェントによって中間マージン(手数料)は異なり、30%を超える場合もあれば10%以下ということも!

どうしても気になるという方は、複数案件を比較して、単価や稼働条件などが妥当であるかを確認するようにしましょう。

中間マージン(手数料)の仕組み

フリーランスエージェントが中間マージン(手数料)を取る仕組みは、以下の図のようになっています。

中間マージン(手数料)の仕組み
中間マージン(手数料)の仕組み

まず、クライアント(企業)がフリーランスエージェントに求人案件の掲載を依頼します。

エージェントは自社の求人データベース上で案件をとりまとめ、登録しているフリーランスに案件情報を公開または提案します。

フリーランスは気になった案件をエージェント担当者に伝えて応募して、双方の合意が取れると採用決定となります。

エージェントはフリーランスの報酬額(図の例では100万円)から一定の中間マージン(図の例では30万円)を差し引いた額をフリーランスに支払います。

つまり、ここでいうマージン率は30%ということですね。

ちなみに中間マージン(手数料)は、エージェントを運営するための人件費やリスク管理費なども含まれています。

ただの中抜き行為というわけではないので勘違いしないでくださいね。

【個人的意見】中間マージン(手数料)は気にしなくてOK

中間マージン(手数料)はエージェントの利益になる一方で、フリーランスにとっては余計な負担だからなるべく少なくしたいと考える人もいるでしょう。

これはかなり個人的意見ですが、中間マージン(手数料)がどれくらいか気にする必要はないと思ってます。

中間マージン(手数料)が何%であろうと、自分が満足のできる案件に参画できるかどうかのほうがよっぽど重要じゃないでしょうか。

もちろん手取りの収入が10万も20万も違うなら中間マージン(手数料)が高い案件を選びますよね。

でも、仮に中間マージン(手数料)や単価が数万円違うだけで、一方は働きやすい職場環境、一方は過酷な労働を強いられる案件だったらどうでしょうか。

単価や中間マージン(手数料)だけ見て決めると思わぬ地雷案件に当たってしまうこともあるんですよね・・・。

地雷案件に当たってしまうと心身共に疲弊して、仕事を続けること自体が困難になってしまう可能性すらあります。

繰り返しますが、大事なのは自分が満足のできる案件に参画できるかどうかです。

はじめてフリーランスになるという方は、まず複数のエージェントに登録して、気になる案件を比較検討して選ぶようにしましょう。

いくつか見れば相場観もわかってきますし、あからさまなぼったくり案件に当たる可能性も限りなくゼロになります。

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)の決め方

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)の決め方

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)はどのように決めっているのでしょうか。

ほとんどの場合は、以下の3パターンで決められています。

マージンの決め方

  • 一律固定で設定
  • 契約金額ごとに設定
  • 契約回数ごとに設定

それぞれ解説していきますね。

一律固定で設定

1つ目は、一律固定で設定する方法です。

この方法では、契約金額や契約回数に関係なく常に同じ中間マージン(手数料)が設定されます。

例えば中間マージン(手数料)が20%固定で設定されていた場合、クライアント(企業)からの報酬額が100万円だったらフリーランスが受け取る単価は80万円(マージン20万円)ということになります。

契約金額ごとに設定

2つ目は、契約金額ごとに設定する方法です。

この方法の場合、契約金額が高いほど中間マージンの割合が低くなることが多くなってます。

例えば、以下のような感じです。

  • 契約金額50万円以下の場合、中間マージン30%
  • 契約金額80万円以下の場合、中間マージン15%
  • 契約金額100万円以上の場合、中間マージン10%

契約金額によって中間マージン(手数料)が変動する場合、基準値や計算方法が契約書に明記されているか注意が必要です。

「想定していたより収入が低かった」

「何万円からマージン率が変わるのかがわからない」

そんな状態だとトラブルの原因になるので、事前の確認は必須!

契約回数ごとに設定

3つ目は、契約回数ごとに設定する方法です。

フリーランスエージェントによっては、初回から一定の契約係数までは中間マージン(手数料)を高く設定し、継続して契約するだけ低くなるというところがあります。

例えば、以下のような感じです。

  • 契約回数12回以下の場合、中間マージン30%
  • 契約回数24回以下の場合、中間マージン15%
  • 契約回数25回以上の場合、中間マージン10%

契約回数によって中間マージン(手数料)が変動する場合、契約回数の定義を聞いておきましょう。

1年契約を継続して更新したときに契約回数は1回として計算するのか、更新するたびに契約回数が1回追加されるのか、明確にしないと認識のズレが発生してしまいます。

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)に関する注意点

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)に関する注意点

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)に関して、いくつか注意点がありますので解説してきます。

登録するだけで中間マージンが発生することはない

1つ目の注意点は、登録するだけで中間マージンが発生することはないということです。

「登録したらお金が発生してしまうんじゃないか?」と勘違いする人もいますが安心してください。

フリーランスエージェントに登録しているだけで中間マージン(手数料)が発生するということはありません。

エージェントから案件の提案が来て、契約成立後にはじめて中間マージンが発生します。

つまり登録するだけならノーリスクということです。

非公開=悪質なエージェントではない

2つ目の注意点は、非公開=悪質なエージェントではないということです。

中間マージン(手数料)がどれくらいか公開していないと不安な気持ちになるのもわかりますが、それは気にしすぎです。

「非公開だから登録は控えよう」としてしまうと、良い出会いに恵まれるチャンスが減ってしまいます。

中間マージン(手数料)を公開しているかどうかで判断するのだけはやめましょう。

ただし、非公開だと中間マージン(手数料)を事前に知れないので、信頼できるエージェントかどうかを契約前に判断するようにしてください。

悪質なエージェントがいることもまた事実なので、カモにされてしまうと大変です・・・。

公開しているエージェントの方が少ない

3つ目の注意点は、公開しているエージェントの方が少ないということです。

中間マージン(手数料)の割合を公開しているフリーランスエージェントはかなり少なく、ほとんどが非公開というのが実情。

公開しているエージェントは比較的信頼しやすいのですが、それだけを選定基準にしてしまうとエージェント選びに苦労するでしょう。

エージェント担当者との相性や福利厚生など、中間マージン(手数料)以外もしっかり見てから契約するのがおすすめです。

中間マージン(手数料)を払ってでもエージェント利用をおすすめする理由

本サイトでは、中間マージン(手数料)を払ってでもエージェント利用することをおすすめしています。

理由は以下の3つです。

理由

  • 案件探しや契約手続きを代行できる
  • クライアントと直接トラブルになることが避けられる
  • フリーランスなのに福利厚生が受けられる

ひとつずつ解説していきます。

案件探しや契約手続きを代行できる

エージェントは、フリーランスの案件探しから契約手続きまでの一連の流れを代行してくれます。

余計な事務作業などを代わりにやってくれるので、フリーランスは目の前の案件に集中するだけ!

  • 時間の節約になる
  • 単価交渉や継続発注などの営業も任せられる
  • 個人では取引できないような大企業案件に参画できる

などなど、エージェントを利用する魅力は盛りだくさんですよ。

クライアントと直接トラブルになることが避けられる

エージェントを介して契約すると、フリーランスとクライアント(企業)が直接取引することはありません。

万が一トラブルが起きた場合、直接契約していると個人で企業とやりとりしなければならず、不利益を被る可能性が高まります。

あいだにエージェントが入り調停役となることで、トラブル解消もしやすくなります。

契約関係で揉めると素人ではお手上げですよね。

仲介業者を設けることで、トラブル回避にも繋がるのです。

フリーランスなのに福利厚生が受けられる

一部のフリーランスエージェントでは、正社員レベルの福利厚生を提供しています。

例えば、税務サポートやお祝い制度、収入保障や労災保険などを提供しているエージェントも・・・。

はじめてフリーランスになる場合、独立に際しての不安が付きまといますよね。

福利厚生を利用することで、フリーランスでありながら正社員並みの安定を生みます。

エージェント利用は、フリーランスになりたいけど正社員の安定も捨てがたいという方にピッタリといえます。

まとめ

まとめ

今回は、『フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)相場は?【結論:気にするな】』というテーマで話していきました。

フリーランスエージェントの中間マージン(手数料)は一旦気にしなくてOKです。

複数のエージェントに登録して、案件を比較して決めればあからさまにぼったくられることはありませんよ。

「フリーランスエージェントの中間マージンってどれくらいなんだろう?」
「フリーランスエージェントにぼったくられないか不安・・・」

そんな方の参考になっていたら幸いです。

本記事は以上となります。

はじめてのフリーランスでも安心!
とりあえず登録しておくべきエージェントはこちら
フリーランスエージェントは複数登録して比較検討すべし!
  • この記事を書いた人

サカイユウヤ

現役のフリーランスエンジニア。エンジニア歴15年。フリーランス歴8年。フリーランスエージェント「iTrich(アイトリッチ)」を利用して大手証券会社のシステム開発案件に参画中。

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